※このお話は、「拘束された怪盗バタフライ仮面」の続編です。

 

ヒゲ男爵に捕らえられた怪盗バタフライ仮面。

 

そして、改造手術の準備が整います。

 

ヒゲ男爵ヒゲ男爵

よし、それではバタフライ仮面をここへ連れて来るのだ。

バタフライ仮面が捕らえられている牢屋に5人の手下達がやって来ます。

 

バタフライ7

あなた達の思い通りにはさせないわ。

手下達は、バタフライ仮面を拘束している手枷と足枷を外し始めました。

 

バタフライ7

(しかし、このままでは私の力を悪の為に利用されてしまうわ。

私は空手の有段者だけど、

怪盗は人を傷つけないという美学を貫きたい。

じゃ、どうすればいいの……。

そうだ!

あの技があったわ)

そして、手下達が手枷と足枷を外した瞬間、

一瞬の隙をついてバタフライ仮面は必殺技を使います。

 

バタフライ8

メロメロビーーーム。

怪盗027

イラスト by ささきりんく



バタフライ仮面が発射した投げキッスが、次々に命中し、

手下達の目はハートになってしまいます。

 

バタフライ8

ヤッターッ!

成功だわ。

こんなにたくさんの手下を一度に仕留められるなんて

私の催眠術もなかなかのものね。

手下達は、もう完全にバタフライ仮面にメロメロです。

 

バタフライ8

さあ、外へ出してもらおうかしら。

秘密の通路を通り、屋上へと案内されるバタフライ仮面。

 

バタフライ8

助かったわ。

バタフライ仮面は、シルクハットに仕込んでおいた風船を取り出します。

 

バタフライ8

じゃあね~。

ヒゲ男爵によろしくね。

その頃、ヒゲ男爵は……。

 

ヒゲ男爵ヒゲ男爵

えらく遅いな。

何をしておるのだ。

ヒゲ男爵は様子を見に行きます。

 

ヒゲ男爵ヒゲ男爵

こ、これはどういう事だ?

秘密の通路の入口が開いているではないか!

おのれ、裏切り者め。

ヒゲ男爵は、すぐに屋上へと向かいますが、

着いた時にはバタフライ仮面は遥か彼方を飛んでいました。

 

ヒゲ男爵ヒゲ男爵

お前達、なぜバタフライ仮面を逃がした?

ヒゲ男爵の声を聞いて、我に返る5人の手下達。

 

辺りをキョロキョロ。

 

自分達がなぜ屋上に来たのかも分かっていないようです。

 

ヒゲ男爵ヒゲ男爵

ううーっ、バタフライ仮面め。

身体能力が高いだけでなく、こんな技までも使えるとは。

ヒゲ男爵が企てたバタフライ仮面改造計画は失敗に終わるのでした。

 

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