次のターゲットは、この人。

 

考古学博士から「煌めきの古壺」を盗んだ大学の准教授。

 

世紀の大発見を横取りしようなんて許せないわ。

 

准教授の顔写真を貼って裏の手配書も出来た事だし、

あとはどうやって煌めきの古壺を取り返すかね。

 

めぐみは、准教授のお屋敷の見取り図を広げます。

 

私の情報網によると、煌めきの古壺は一番奥の部屋にあるタンスの中に隠してあって、

この部屋に警察官が配備されるはずだわ。

 

侵入経路と逃走経路も、これで良しっと。

 

では、お約束の予告状ね。

怪盗バタフライ仮面からの予告状

 

弟子

大変です!准教授。

怪盗バタフライ仮面から予告状が送られて来ました。

准教授

なにっ!この壺は今から3千年も前の物で、1億の値が付く壺。

この煌めきの古壺に目を付けるとは、さすがはバタフライ仮面だな。

弟子

しかし、この壺は博士から盗んだ物です。

早く売ってしまう必要があります。

准教授

だが、バタフライ仮面が指定した時間までには間に合わん。

弟子

被害届けも出ていますし、警察を呼ぶ事も出来ません。

准教授

私に考えがある。

そう言うと、准教授は、倉庫から別の物を出して来ました。

 

准教授

この「卑弥呼の腕輪」が狙われているという事にして

警備を依頼しよう。

バタフライ仮面に変身して怪盗稼業に出発よっ

 

バタフライ(有)

警察官達がたくさん集まっているわ。

これだけの数なら、やりがいがあるってものね。

おまけにカメラマンまで。私の知名度が、また上がるわね。

今日も警察官と勝負よ!

バタフライ仮面に変身しためぐみは予告した時刻に准教授のお屋敷へとやって来ます。

 

バタフライ(有)

怪盗バタフライ仮面、参上ーっ!

巡査部長

現れたな!怪盗バタフライ仮面。

早速、バタフライ仮面は一番奥にある部屋へと向かいます。

 

警察官達が追いかける中、バタフライ仮面は屋敷中の電気を消してしまいます。

 

巡査部長

真っ暗になったぞ!何も見えん。

そして、バタフライ仮面はタンスの中に隠してあった煌めきの古壺を奪い、

一番奥の部屋から出た後、部屋の電気を元に戻します。

 

巡査部長

おっ、明かりがついたぞ。しかし、卑弥呼の腕輪は無事だぞ。

一体、バタフライ仮面は何を盗んだんだ?

そして、盗んだ犯人を暴露!

 

バタフライ仮面が、吹き抜けのあるフロアーへ行くと、

1階には大勢の警察官や警備員、そして、准教授達が集まっていました。

 

また、弟子である准教授が狙われていると聞いて後から博士も駆けつけていました。

 

そして、2階からこの事件についての真相を語り始めます。

 

バタフライ(有)

確かに煌めきの古壺は頂いたわ。

巡査部長

なんだ、卑弥呼の腕輪じゃなかったのか?

博士

そ、それは、私が盗まれた煌めきの古壺!どうしてここに?

警部

准教授、これはどういう事だ?

准教授

な、何かの間違いでは?

バタフライ(有)

とぼけても無駄よ。

例によってバタフライ仮面は2階から裏の手配書を投下します。

 

それを見た警部と博士は、准教授が犯人である事を確信します。

 

博士

どうしてこんな事をしたんだね。

准教授

す、すみません。つい出来心で・・・。

警部

署で詳しい話を聞かせてもらおうか。

准教授達は連行されて行きます。

 

バタフライ(有)

それでは、私はこれで失礼。

バタフライ仮面は、風船で飛び立って行きます。

取り戻したお宝を持ち主に返して一件落着

 

博士

まさか准教授が犯人だったとは思わなかった。

そして、今度はバタフライ仮面に盗まれてしまった。

トシ

大丈夫ですよ。バタフライ仮面は准教授から壺を取り戻しただけです。

家に帰ってみれば、分かりますよ。

博士

そうなのか!

博士が家に帰ってみると、博士の部屋の机の上には、

ちゃんと煌めきの古壺が置いてありました。

 

博士

おおーっ、これは間違い無く私の煌めきの古壺!

ありがとうバタフライ仮面。

その様子をバタフライ仮面は空から見ていました。

 

怪盗075

イラスト by りるくてぃ



バタフライ(有)

ウフフ・・・。これだから怪盗は止められないな~。