怪盗バタフライ仮面捕獲大作戦」が実行された日の事。

 

署長は、街の防犯カメラの設置台数を倍増し、

怪盗の目撃情報を受け付けるホットラインを設置する事を決めます。

 

また、バタフライ仮面の逮捕に1番貢献した者に

特別ボーナス100万円と2階級上の昇格を約束します。

 

この事について、めぐみは昼休みに食堂でトシと話をしていました。

 

めぐみ

天下のバタフライ仮面よ。ちょっと安過ぎると思わない?

トシ

署長はケチだからな。でも、俺にとっては100万でも十分な額だぜ。

めぐみ

トシは今、一番格下の巡査だから、

バタフライ仮面を捕まえる事が出来れば、警部補ね。

トシ

おお、高卒で警察官になって1年も経たない内に警部補って事になるな。

めぐみ

じゃ、私は警部補の彼女よ。私も鼻が高いわ。頑張ってね。

トシ

めぐみ、もし、俺がバラフライ仮面を逮捕して昇格したら、

俺と結婚してくれないか?

めぐみ

えっ?な、何よ、唐突に・・・。あら、いやだ、トシったら。

トシ

冗談じゃないぜ。

めぐみ

で、でも、この場でその話は止めようよ。

じゃ、ごはん終わったから、私もう行くね。

嬉しい反面、恥ずかしい気持ちの方が大きく、

顔を赤くしながら退席するめぐみなのでした。

私にも怪盗を止められない理由が・・・

 

トシ達、特殊部隊の者はバタフライ仮面を捕まえる気満々だから、

私も捕まらないように気を付けないと。

 

それに、もし捕まってしまったら、それこそ大変よ。

 

私だけじゃなく、トシまで警官をクビになってしまうわ。

 

でも、私だって怪盗を止める訳にはいかない。

 

盗難の被害で困っている人だって沢山いるし、

ヒゲ男爵の野望を阻止しないといけない。

 

まだまだ、やる事がたくさんあるの。

 

でも、目的を達成したら、怪盗稼業から足を洗ってトシと結婚したい。

 

でも、今はダメ・・・。

そんな作戦にも特例が・・・

 

巡査部長

しかし、本当にバタフライ仮面を

捕まえてしまっても良いのでしょうか?彼女の働きによって、

宝は持ち主の元に戻り、窃盗犯も逮捕されています。

警部

ううむ。しかし、私腹を肥やす為だけに怪盗をする場合もあると聞く。

巡査部長

バタフライ仮面と手を組む事が出来れば、

警察側にとってもメリットがあると思うのですが・・・。

警部

バタフライ仮面を利用して、

今まで逮捕出来なかった大物窃盗犯を逮捕する・・・、か。

警察署長

よし、分かった。窃盗犯をその場で逮捕出来た場合だけは、

特例としてバタフライ仮面を逮捕しない事を約束しよう。